尋常性乾癬は他人にうつりません

尋常性乾癬は、長期にわたって付き合っていかなければならない皮膚疾患です。

人によって症状のあらわれ方が違うのですが、少し盛り上がった赤い湿疹の上に白っぽい鱗のようなもの(鱗屑)が付着してポロポロと剥がれ落ちるのが典型的な症状です。

【乾癬が起こっている肌の状態】

尋常性乾癬が起こっている肌は、健康な肌と比べると10倍以上の速度で生まれ変わり、生産過剰の状態になっています。

どんどん生産された表皮は、鱗屑となっては剥がれを繰り返しています。

【人に感染しない】

皮膚疾患の中には人に感染するものもあるのですが、尋常性乾癬の赤い湿疹や鱗屑に直接触れても感染することはありません。

もちろん、温泉やプールに患者さんと一緒に入っても感染はしません。

ウイルスや菌が原因となる皮膚疾患ではないからです。

絶対にうつらないと言い切れますので、周囲の人にも理解してもらいましょう。

【適切な治療を受けましょう】

尋常性乾癬は真っ赤な湿疹ができてポロポロと鱗屑が落ちるので、人にうつすのではないかと思われがちなのですがそのような心配はないものです。

周囲の人にはそのことを理解してもらい、患者さん本人は適切な治療を受けるようにして症状を抑えるようにしていきましょう。

「尋常性乾癬が治る」というような民間療法もありますが、効果のほどはよくわかりませんし、かえって悪化することがあります。

まずは皮膚科で診断、治療を受けるようにし、うまく尋常性乾癬と付き合っていくようにしましょう。

≪こちらも参照≫→実は超簡単?!尋常性乾癬を知る