尋常性乾癬と診断され、薬も処方されているが症状が改善しない、かえって悪化しているようだと感じている人は、悪化の原因を知り、その対策をしていかなければなりません。

尋常性乾癬が悪化する原因は、何が考えられるのでしょう。

【生活習慣の乱れ】

尋常性乾癬はウイルス性のものでも細菌性のものでもありません。

体質なども関係するのですが、多くが生活習慣や食生活、ストレスといった要因が影響して発症するものと考えられています。

薬を処方されて使っていても、生活習慣を見直さない、ストレスが多い環境にいると言う場合は悪化する可能性があります。

【既往症や合併症も原因に】

高血圧や糖尿病、高脂血症、痛風、扁桃腺炎、リウマチ、肝炎、腎炎などにかかっていた(かかっている)人に尋常性乾癬が多いと言われています。

また、ぶどう膜炎とも関連があることがわかってきています。

◎関連リンク◎⇒乾癬とぶどう膜炎は同じ人に起こることが多い – MEDLEYニュース

これらの病気が悪化すると、乾癬も悪化する傾向にあるので、これらの疾患がある人は、合わせて治療していくようにしましょう。

【体の中から治していく】

尋常性乾癬は、代謝異常が原因と考えられているので体の中から健康にしていくことが大切です。

いくら薬をもらっているからと言って、暴飲暴食をしたり、夜遅くまで起きていたりしていては悪化するばかりです。

まず規則正しい生活をすることを心掛け、食事も1日3食きちんと摂り、ストレスが溜まればうまく発散させるようにして心も体も健康な状態に保っていくことが尋常性乾癬を悪化させない方法です。

薬を処方されているならそれを正しく使い、さらに生活面も見直していくことで悪化を防ぐことになります。

尋常性乾癬は、発症してしまうと完治は難しいとされているのですが、適切に対処すれば症状を抑えることが可能なものです。

尋常性乾癬を発症している時の日常生活の注意点をまとめておきますので参考にしてください。

【寒い時期に悪化しやすい】

尋常性乾癬は、日光に当たることで症状が軽減されることがわかっています。

そのため夏は適度に日光に当たることをおすすめします。

しかし、強烈な紫外線に当たって急激な日焼けをすると悪化させるので注意しましょう。

寒い時期は肌が乾燥しやすいため、悪化しやすくなります。

こまめに保湿を心掛けましょう。

【不摂生しない】

カロリーの高い食事や香辛料の効いた食べ物は悪化させると言われています。

お酒やたばこもおすすめしません。

また、睡眠不足や過剰なストレスも尋常性乾癬には良くありません。

規則正しい生活を送るようにしましょう。

【常に清潔を保つ】

湿疹が多く出ていると、お風呂に入っても大丈夫なのかと心配になりますが、尋常性乾癬の場合はお肌を清潔に保つために毎日の入浴をおすすめしています。

ただし、あまり熱いお湯に入ると皮膚が乾燥しやすくなるので、ぬるめのお湯にし、体を洗う時は強く擦らないようにしましょう。

【感染症に注意】

風邪や喉頭炎、扁桃腺炎などにかかると症状が治まっていた尋常性乾癬が再発したり、悪化したりする可能性があります。

感染症にかからないよう、普段から手洗い、うがいなどで予防をしましょう。

これらの生活上の注意を守り、病院でしっかり治療を受ければ症状は軽減されます。

諦めずに治療に取り組みましょう。